禁煙外来
禁煙を真剣に考える方には禁煙外来がオススメです!
ニコチン依存症
タバコが健康に悪いのはわかっている・・・
家族からも禁煙をすすめられている・・・
なんとなく習慣で喫煙を続けている・・・
吸える場所も年々減ってきて肩身が狭い・・・
それなのに、なかなかタバコがやめられない!
やめられない喫煙は個人の嗜好ではなく
「ニコチン依存症という病気である」
との認識から、禁煙外来に保険が適用されることになりました。
当院では禁煙外来を行っております。
保険適用の対象者
・1日の喫煙本数と喫煙年数を掛け算した数値が200以上の方
(例:1日20本のたばこを20年続けている方→20×20=400)
・直ちに禁煙を開始する意思のある方
・ニコチン依存度テスト(筆記)によって依存が認められる方
(例:たばこの本数を減らしたときにいらいらや頭痛などの症状がありましたか?など)
・全12週間の禁煙プログラムに参加することを署名で同意していただける方
禁煙方法
貼り薬と飲み薬の2種類から選択できます。
(当院では、基本的に飲み薬での治療を行います。)
*貼り薬(ニコチンパッチ)のメリット*
・人に気づかれない
・接客などの職種や歯・顎の問題などでニコチンガムをかめない人でも使用できる
・健康保険が適用される
このパッチ(シート)は、ニコチンを含ませた層と、ニコチンが徐々に皮膚から吸収され、皮膚の刺激を抑えるという層からできています。そのため、貼るとニコチネルに含まれているニコチンが皮膚から吸収されます。それにより”ニコチン切れ”という現象を防ぐことができます。 ニコチンパッチを使用している間は喫煙をできないので、使うタイミングに禁煙日をあわせる必要があります。 |
*飲み薬(ニコチンを含まないチャンピックス錠)のメリット*
・飲むだけなので簡便 ・ニコチンを含まない ・肌の弱い人でも使用できる
・接客などの職種や歯・顎の問題などでニコチンガムをかめない人でも使用できる
・健康保険が適用される
チャンピックス錠にはニコチンはまったく含まれておらず、これまでの禁煙補助薬とは異なります。 タバコを吸いたいという気持ちを抑えたり、禁煙によるニコチンの離脱症状を軽減します。 また、チャンピックス錠を服用中に喫煙すると、タバコから得られる満足感が抑制されます。 始めは吐き気を伴う場合があるので、吐き気止めも同時に処方いたします。 他の禁煙方法よりも成功例が多いのが、こちらの禁煙方法です。 たばこを吸いながらやめたいという方にお勧めいたします。 |
禁煙治療スケジュール
*貼り薬の場合、 8週にわたる診療が行われます。
*飲み薬の場合、12週にわたる診療が行われます。
かかる費用
*貼り薬の場合
⇒全額自費の場合約25,000円~30,000円程度。
保険適用で自己負担額が3割の場合、約6,000円程度になります。
※追加診療、合併症の診察、検査などがあると変動します。
*飲み薬の場合
⇒全額自費の場合約62,000円程度。
保険適用で自己負担額が3割の場合、約19,000円程度になります。
※追加診療、合併症の診察、検査などがあると変動します。
*ニコチンガムは口が寂しいときについ噛んでしまいます。
喫煙はしていないもののニコチンを体内に取り入れ続けることよって、ニコチンガム自体の服用をやめられなくなり、費用がどんどんかさむ可能性があります。
当院では、禁煙学会専門医と、禁煙学会認定指導者があなたとあなたの家族を守るため、禁煙をサポートします。 |