子宮頸がん予防ワクチン
中学1年生から高校1年生の年齢にあたる女子のみなさんへ
子宮頸がんの予防接種を受けましょう
* 料金 *
平成23年1月1日より、札幌市にお住まいの対象年齢の方は無料で行います。
* 対象年齢 *
中学1年生から高校1年生の年齢に相当する女子
(平成23年度の対象者は、平成7年4月2日から平成11年4月1日生まれの方)
※平成23年1月1日から平成23年3月31日までにワクチンの接種を開始した高校1年生の年齢に
相当する方に限り、平成23年度(高校2年生の年齢)中の接種は無料になります。
(平成22年度中に1回目もしくは2回目の接種をした事を確認できる書類の提示が必要となります。)
予防接種にはご予約が必要ですので、ご希望の方はお問い合わせください。
学校がお休みの土曜日や日曜日も、診療日であれば接種ができますので、
お気軽にご連絡くださいませ。
子宮頸がん予防ワクチンについて
子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がんは、婦人科領域のガンの中で乳がんについで発症率が高く
20~30代の女性では最も発症率の高いガンです。
子宮頸がんの発症リスクが高い
ヒトパピローマウィルス(HPV)16型及び18型に感染していると、
前がん病変である高度異型性の発症率が高まります。
HPV16、HPV18は全ての年齢層から検出されますが、
20-30代の女性では検出率が80-90%と高くなっています。
発がん性HPVの感染が持続すると、子宮頸がんへと移行すると考えられます。
接種方法
10歳以上の女性が対象です。
1回0.5mlを3回(0ヶ月、1ヶ月、6ヶ月)筋肉注射で接種します。
ワクチン名:サーバリックス
よくある質問
Q1ワクチンは、何歳まで適応になりますか?
⇒ 最優先年齢は10歳~15歳、優先年齢は16歳~45歳となっております。
Q2どのくらい効くのですか?
⇒ 現時点の調査では、成人女性で一番長い人で6.4年間まで抗体と予防効果が続くことが確認されています。ですが、調査は現在も継続中なので、今後予防効果に関しては20年位に延びることが推測されています。
Q3ワクチンを接種したら、子宮がん検診を受けなくてもよいですか?
⇒ 全ての発がん性HPVの感染を予防できるわけではありません。サーバリックスで予防できない子宮頸がんは、これまで通り、検診を受け早期発見する必要があります。
Q4ワクチンは、何歳まで適応になりますか?
⇒ 1回目と2回目のワクチン接種は抗体を作るための準備と考えてください。そのため、ワクチンの効果としてはまだ不十分です。3回目を打ってから、抗体価が高くなり予防効果を発揮します。ワクチンは、必ず3回受けましょう。また、接種の途中で妊娠がわかった場合、接種時期をずらすことも可能です。
Q5他のワクチンの接種もしたいのですが…
⇒ 生ワクチンの場合は27日以上、他の不活化ワクチン(インフルエンザなど)の場合は6日以上あけるとサーバリックスの接種ができます。詳しくはお問い合わせください。
費用について
料金(税別) | |
1回目 | 15,000円 |
2回目 | 15,000円 |
3回目 | 14,000円 |
平成23年1月1日より、中学1年生から高校1年生の年齢に相当する女子は、 無料で接種ができるようになりました。(札幌市内にお住まいの方に限ります。) (平成22年度の対象者は、平成6年4月2日から平成10年4月1日生まれの方) ※平成23年1月1日から平成23年3月31日までにワクチンの接種を開始した高校1年生の年齢に 相当する方に限り、平成23年度(高校2年生の年齢)中の接種は無料になります。 (平成22年度中に1回目もしくは2回目の接種をした事を確認できる書類の提示が必要となります。) |
*ワクチンは、ご予約いただいてからお取り寄せいたします。
接種ご希望日から1週間(少なくても3日)ほど前にご連絡ください。
また、1週間以内になってしまった場合は、ご相談ください。